ko版籍奉還と廃藩置県を簡単にわかりやすいイラスト付きで説明します。歴史のテストによく出る。明治時代の出来事。小学生・中学生向け。

今回は、明治時代の、版籍奉還と廃藩置県をイラスト付きでわかりやすく説明していきます。

さて、

明治天皇は、

明治時代になったのに、どうしてまだ大名がいるの？？と言っているし、、、

大名たちは、

だって、土地と人民は大名が支配して良かったんだから。

と言っていますね。

では、版籍奉還と廃藩置県を見ていきましょう。

版籍奉還と廃藩置県が起きた理由。明治時代になったのに、まだ大名がいるんですけど・・・。

版籍奉還と廃藩置県が起こった理由ですが、

徳川の将軍は、明治時代になる時に、将軍をやめたんですが、

江戸時代よりも前から土地と人民を地方で支配していた大名は、まだやめていませんでした。

明治政府、明治時代が始まったのに、大名がいる。。。不思議な状況です。

けど、大名たちは、

だって、これまでは、この土地と人民は大名が支配していたんだ。と言っています。

せっかく明治時代になったので、大名にはどいてほしい。

ということで、まずは、土地と人民は大名のものでしたが、朝廷に返してもらいます。

明治時代が始まったのは1868年ですが、

1869年に版籍奉還で、大名のものだった土地と人民を、天皇側である朝廷に返してもらいます。k

これで安心。。。。というとそういうことでもなく、

天皇は困りました。

土地と人民を地方の大名から朝廷のものにしたものの、今までの年貢の管理も大名に任せてたのに、農民たちの様子を見る人がいなくなってしまいます。

そこで、明治政府の役人を、地方に送ることになりました。

そのためには、もう、大名が支配していた時の藩の名前は必要ありません。

全国に明治政府が用意した役人が働く役場も作って、藩から県に名前も変えます。

明治政府が始まったのは1868年でしたが、これにはさすがに時間がかかり、廃藩置県は1871年の出来事です。

大名のものだった土地と人民を朝廷に返す版籍奉還。

そして、藩から県に名前を変えて、役人も送る廃藩置県。

この版籍奉還と廃藩置県の流れはセットで覚えると、小学校や中学校の社会の歴史テスト対策にはおすすめです。

そして、明治時代の五箇条の御誓文で議会を作った明治政府。

版籍奉還と廃藩置県で、その明治政府の職員を地方において、中央の政治が全国に通ることにした結果、

日本は中央集権国家になったので、これも覚えましょう。

明治時代の詳しいテキストは

のテキストがおすすめです。

今回の内容を動画でみるときはこちら。