今回は中学1年生数学の中から、素数を簡単に説明していきます。
練習問題として、10から30のうちの素数はどれか、も用意しました、練習問題の解説はこの記事の下の方に出て来ます。
ということで、素数を基礎からわかりやすく説明していきます。
中学1年生数学、素数の簡単説明。素数に少数やマイナス、分数は違う。
今回は素数を説明します。
素数の意味ですが、1とその数でしか表すことのできない、正の整数になります。
整数は分数や少数を含みません。
かつ、正の整数が素数の条件なので、マイナスも含まないです。
つまり、
0.5や、➖4、1/5は、それぞれ、少数、マイナス、分数なので、素数じゃないです。
1の位の素数を考えよう。1は素数ではない理由。
まずは1から9の中で素数はどれかを考えます。
素数は1とその数でしか表すことのできない正の整数です。
1は素数の条件になっているので、そもそも1は素数ではありません。
残りの2から9の中から素数はどれかを考えます。
素数は1以外の自然数(1から順に1ずつ増える数のこと)かつ、1とその数以外に約数を持たない数になります。
4は2✖️2で表すことができるので、素数ではありません。
4が2✖️2で表すことができるから素数ではないように、他の数も考えよう。1以外の約数もっている?
4が素数ではなかったように、他の数も見ていくと、
6は2✖️3で表せるので、素数ではありません。
8は2✖️4で表せるので、素数ではありません。
9は3✖️3で表せるので、素数ではありません。
このように、1以外の約数を持っていると、素数ではなくなります。
約数を1と自分の数以外に持っていなかったのは、2と3と5と7になります。
ということで、1の位の素数は、2と3と5と7になりました。
では、次に例題の解説をしていくので、10から30のうちの素数はどれか、解いてみてください。
素数の例題。練習問題として、10から30のうちの素数がどれかを考えよう。素数の問題の解き方は2や3の倍数から消していく。
練習問題の、10から30までのうちの素数はどれか、を解説します。
素数は1と自分の数以外に約数を持っていると素数ではない。ので、
2とか3とか、簡単な数から倍数を消していきます。倍数を消すことで、その数の約数を持っている、ということだからです。
なので、まずは2の倍数を消してみます。
2の倍数を消しました。
次は3と5の倍数を消していきます。
2と3と5の倍数を消すと、だいぶ残りが減ったので、残りは一つずつ、約数を持っているものはないかをみていくと、、、
1と自分の数以外に約数を持っている数は残っていないことがわかります。
なので、10から30までのうち、素数はどれ?という今回の練習問題の答えは、
11、13、17、19、23が答えになりました。
今回も一つ、練習問題を紹介しましたが、中学1年生数学の練習問題のドリルはこれがおすすめです。
ということで、今回は中学1年生数学の素数についてを説明しました。
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