保育士のうたです。今回は、先日、私の息子自身が2歳児検診を受けたので、今回は2歳児検診で引っかかったらどうなる?ということを書いていきます。
2歳児健診で微妙に引っかかった子ども。私の地域では引っかかると2つの方法があります。
2歳児検診で我が家の子どもは微妙に引っかかりました。
2歳児検診で引っかかると、以下の対応になる地域が多いです。
- 週数回の療育をすすめられる
- 作業療法士、言語療法士をすすめられる
- 月1.2回の親子教室・言葉教室をすすめられる
- 発達検査・心理士(発達をみる)への診察をすすめられる
- 2歳半まで様子見。
で地域ごとに違いがあって、私が住む市の場合は、2歳児健診に引っかかると、
週に数回の療育のすすめ
軽度のときは親子教室・言葉教室のすすめ
の方向性になります。
これらは、2歳児検診の結果から、保健師さんなどからおすすめされます。
毎週行く療育(児童発達支援)は私も仕事として働いています。各市に複数箇所あることが多い。
毎週行く療育施設は、児童発達支援とも言います。(名前は「さくらんぼ」とか、可愛い名前の施設名のことが多い。)
私が仕事としているものこれ。
各市に複数あり、社会福祉協議会(いわゆる社協)がやっていて費用の安いものから、民間がやっていて自己負担がかかる施設もあります。
私はやや社協寄りの民間施設で働いていて、料金はかなり良心的です。
この施設の説明も、保健師さんがしてくれることが多い。はずです。(市によって違う。)また私のサイトでも書きます。
言語療法士による個別療育をしたり、一緒にダンスをする集団療育をしたり、集団生活に慣れたり、日常生活のQOLをあげるお手伝いをします。
かなり利用してる人は多いです。
月に1回2回程度の親子教室・言葉教室は微妙に遅れがある子などが行きます。
月に1.2回の親子教室、言葉教室は療育を受けるほどじゃないけど、発達を経過観察したい、言葉が遅い子などが行きます。
私の息子も、2歳児健診の結果から、言葉教室に通うことになりました。
こっちも利用者は多めです。
療育や親子教室に通いながら、予約が取れた時期に発達検査や児童精神科医の診察を受けます。
そして、必要に応じて心理士や保健師による発達の聞き取り、様子見をして、必要に応じて発達検査、児童精神科医に受診するんですが、
これが普通は数カ月待ちです。
私の息子の場合は2歳児検診と同時に新版K式発達検査が受けられた超ラッキーケースなのですが、、こんなことはまずありません。
言葉教室に通いながらとか、療育を受けながらとか、自宅で様子見しながら、とかで発達検査の予約時期を待って(半年待つとかあります)、発達検査・児童精神科医受診をすると、その子の能力が何歳相応なのかや、診断名などが分かります
療育も親子教室も、定期的に職員と面談しながら不要になれば必要はなくなります。
療育も親子教室もですが、定期的に職員と面談をして、療育が不要になれば無くなります。
発達検査の結果を参考にしたり、心理士とのやりとりを参考にしたり、
私も児童発達支援で勤務していますが、療育を卒業する子は普通にいます。
けど利用することで子どもの感性への刺激や集団・日常への適応にも繋がる可能性があります。
療育を利用することのメリットですが、やはり発達に何かしらの特性のある子どもの対応を何度もしてきた職員が沢山いるので、その子にあった対応ができる職員が見つかりやすいです。
集団生活への適応、日常生活のQOL向上、その子の楽しさを引き出すことなどを目的としています。
かつ、保護者さんの悩み事も随時聞いてくれます。(私もそういう仕事をさせてもらってます。日々日々、勉強です。)
2歳児検診に引っかかったら、知っておきたいこと。
2歳児健診に引っかかる、引っかかった人にぜひ知っておいてほしいことがあります。
療育施設と保育園
療育施設と幼稚園
これらは併用可能なことです。
基本的には幼稚園や保育園に通園して、週に何回かを療育で過ごすことができます。
もちろん、療育施設は子どもに対する職員の数が多くて手厚いので、療育園の利用日を多めにすることも可能です。
2歳児健診に発達障害で引っかかったら支援学校なのか?
2歳児検診に発達障害でひっかかると支援学校や支援級なのか、というと、
いま、インクルーシブ教育のために、支援学校や支援級は縮小傾向なのです。
特別支援学校は特別支援の勉強を教育学部で本来の教育学部期間よりも長く受けた先生もいるので、ぶっちゃけ職員のレベルがかなり高いです。
けど、教師のなかでは少数派。特支をとるのは時間がかかるし体力もいるので。
なので、特別支援学校は空きがない。と思ったほうがリアルに現実的です。
じゃあ、発達障害の子の進学はどうなるの?というと、
1番ベターでありがちなのは、通常のクラスに在籍しながら、たまーに療育をする通級(つうきゅう)に通うことです。
この通級は、いまのかなり安全パイというか、よくあるパターンになってます。
1週間のほとんどは普通のクラスにいるけど、週1回くらいは通級に行くパターンです。
このあたり、またこのサイトにも書いていこうと思います。
もちろん、情緒級や支援学校がおすすめの子もいます。
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