今回は小学生にもわかりやすく、政令指定都市について説明していきます。
政令指定都市は、現在、日本に20市ありますが、そもそもの意味から順番にわかりやすく説明します。
小学生むけに政令指定都市を説明。その前に、行政の仕事の意味を覚えよう。
今回は小学生むけに政令指定都市を説明しますが、その前に行政の仕事について知ってみましょう。
例えば、今、みんなはマイナンバーカードを持っていますが、これを作っているのは市役所で、こういう、みんなの生活を守っている公共の仕事をするのが行政です。
行政の仕事には色々あります。
例えば、赤ちゃんが生まれたら、生まれたことを伝えて、住民が増えたことを記録します。これは市役所の行政の仕事。
例えば、川の水が増えたり、川に危険なものが入ったら、川で釣りを楽しんでいる人が大変です。なので、川の様子をみています。これは都道府県の都道府県庁の行政の仕事。
こんな感じで、みんなの生活を守る行政の仕事はたくさんの種類があるので、国・都道府県・市町村で分けて仕事をしています。
みんなも、県庁は滅多に行ったことがないかもしれませんが、市役所は家の近くにあると思うので、車で出かけた時に、市役所とか、県庁を見てみてくださいね。大きな建物です。
政令指定都市ができる理由。住民の数が増えたら、市役所が大混雑。
赤ちゃんが生まれた時に記録したり、みんなのマイナンバーカードを作ったり。こういう行政の仕事は市役所がやっているんですが、、、
住民が増えたら、大変ですよね。。。
例えば、私が住んでいる市は人口5万人だけど、それでも市役所ってそこそこ混んでいます。
これが、、、、市の人口が50万人を超えたら・・・・・市役所が混みすぎて大変です。
ということで、人口が50万人をこえる市は、市役所だけでは仕事が大変なので、政令指定都市になることができます。
小学生にもわかりやすく政令指定都市を説明。ここがすごいよ、政令指定都市のポイント。
政令指定都市は、人口が50万人を超えている市。政令指定都市は日本に20あります。
政令指定都市になるメリットはこちら。
内容を書いていくと、
・市を小さく分けて、区が作れる。
・市役所の仕事を区役所でできる。
・住民が多いからこそ、国ともやりとりできる
・道路の管理も県から譲ってもらえる
・50万人以上住んでいる市
・大阪市、京都市、名古屋市、横浜市などがある。
・実際に区を作って、市民の手続きが混まないようにできる
たくさんあるので、大切なことを説明すると、
市を小さく区切って区を作り、区役所が作れるところと、
都道府県の仕事が政令指定都市でできることが大切なポイントです。
どうして大切なのかを説明します。
政令指定都市で区が作れると、区役所が作れるから市役所が混まない。
政令指定都市では、市を小さく区切って、区を作ることができます。
例えば、政令指定都市である名古屋市では、名古屋市緑区、名古屋市中区など小さく分かれています。
これによって、区役所が作れるので、市役所が混まないんですね。
これは、住民にとってはすごく嬉しいんです。
政令指定都市のここが良いよ。道路の管理を都道府県じゃなく政令指定都市でできるから、建物が建つスピードに合わせられる。
普通、道路とか、どこに都道府県で一番巨大な公園をおくとか、どこを工業の土地にするとか、こういう都市計画は都道府県の仕事なんです。
けど、政令指定都市では、人口が多いからすごい速さでマンションが建つし、すごい速さでお店も建つ。。。
いちいち都道府県の許可を待っていたら、道路が間に合いません。
そこで、政令指定都市では、都市計画や、道路の計画を政令指定都市がすることもできます。
道をたくさん作った方が車も渋滞しないし、歩道を他の地域よりも広くしなくちゃ、住んでいる人が多いから渡れません。
政令指定都市は、その地域にあった都市計画がこれによりできるようになります。
ということで、今回は、政令指定都市についてをわかりやすく説明しました。
政令指定都市は、小学校4年生や小学校5年生の社会でも習いますが、中学の社会のテストや、高校受験でもよくでるので、ゆっくり理解してみてください。
とてもわかりやすく憲法や、衆議院・参議院の違いなどが解説してあるので、図書館で探して読んでみてください。
YouTubeにも、小学校と中学校の勉強動画を出しています。
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