裸子植物を簡単説明。裸子植物の植物の例。種子がどんな状態になっているか、ポイントを解説。中学生理科、高校受験対策、高校生物。

中学1年生理科
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今回は裸子植物についてポイントをわかりやすく説明していきます。中学生の理科で習う範囲で高校入試にもよく出るので、被子植物と裸子植物の違いと合わせて覚えてみてください。

植物の分類で、裸子植物を分類すると、種子植物であり、胚珠が子房に覆われないものが裸子植物

まず、これは中学理科レベルの植物の分類表です。

植物全体の中で、たね、種子を作る植物は種子植物であり、そこから被子植物と裸子植物に分かれます。

たねの前段階である胚珠が子房に覆われているものが被子植物であり、

子房がない。胚珠が子房に覆われておらず、胚珠が剥き出しになっているのが裸子植物です。

では、もっと具体的に解説します。

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裸子植物の胚珠は子房がないから、そのまま剥き出しになっている。松ぼっくりでみてみよう。

裸子植物の代表例として松があり、松のたねは松ぼっくりにあります。なので、松ぼっくりをみて見ましょう。

松ぼっくりを見てみると、子房はありません。

松ぼっくりの凸凹している部分を かさ と言いますが、このかさの間に露出した状態で胚珠があって、やがて種子になります。

このように、裸子植物の胚珠は剥き出しになっていることがわかり、これが裸子植物の特徴です。

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裸子植物と被子植物の違い。被子植物はめしべの根本に子房がある。

裸子植物と被子植物の違いもみてみます。

被子植物は右の赤いはなですが、

真ん中の緑のめしべ。この下に、子房(黄色の部分)があるのが被子植物の特徴です。そして、胚珠は子房のなかにあって、子房が胚珠を覆っています。

対して、裸子植物は胚珠が剥き出しの状態になっています。

胚珠が子房に覆われるのが被子植物

胚珠が剥き出しの状態になっているのが裸子植物

これが被子植物と裸子植物の違いです。

中学生理科の参考書は、

中学生理科 語呂合わせ

がおすすめです。

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裸子植物の種類は非常に少ないので、松、ソテツ、イチョウの3つだけ覚える。

次に、裸子植物の例をみていくんですが、、、裸子植物は非常に種類が少ないです。

覚えるべきものは3種類しかありません。

松、ソテツ、イチョウです。

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裸子植物のポイント 3種類しかなくて、胚珠が剥き出しになっている。花びらがない。

では、裸子植物のポイントをまとめていきます。

裸子植物のポイント

胚珠が飛び出していること。

種類は、松、ソテツ、イチョウだけ覚えてください。

そして、花びらがないことも大きな特徴です。

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