保育園のうたです。今回は【赤ちゃんの追視について】を書いていきます。
新生児期に追視が始まる子もいれば、生後1ヶ月、生後2ヶ月ごろから追視が始まる子もいますね。
で、追視のポイントは、10発10中で追視できなくても、10回に1回くらいとりあえず見えていれば良いよってことです。
赤ちゃんが追視しない。追視はいつからする?練習方法と、追視の意味
保育士として働きながら育児をしています。
赤ちゃんの追視なんですが、追視とは、【動くものを目で追う】ということです。
なんですけど、一般の方がイメージする追視と、われわれ保育士としての追視は、少々ズレがあるので、それも今回は書いていきます。
たとえば、
【赤ちゃんの追視は、100発100中で赤ちゃんが目で追う。】と思ってらっしゃる方もいるんですが、
実際は、まぁ、30%~10%くらい、
1日のなかで、10回、赤ちゃんの前でおもちゃを動かしたら、それを2回くらい目でおえれば充分に追視というところなんですね。
こういうメリーとか、ぬいぐるみとかを赤ちゃんの目線から30cmくらい離して動かします。
ということで、今回はこの【追視】についてを詳しく書いていきます。
新生児の終わりごろから生後1ヶ月に追視する子が多いけど、成功率は50%以下
追視は新生児の終わりごろから、生後1ヶ月くらいの時期にする赤ちゃんが多いです。
赤ちゃんの目線の近くでぬいぐるみを動かしたり、風船を動かしてみたりするんですね。
ちなみに、私の赤ちゃんは生後25日目から追視が始まりました。
で、さきほども話したように、追視はいつも、ものを目で追えるわけじゃないです。
いつもいつも、ものを追視するわけじゃないですんですね。
新生児期の赤ちゃんは、飲んで泣いて寝て、この世界に適応することが大切な時期なので、追視練習もそんなにする必要はないです。
赤ちゃんをあやすついで。みたいな頻度で。
大人も、いつもいつも、目の前のものを目で追うわけじゃないですよね、それとおなじで赤ちゃんも、常に追うわけじゃないです。
大人も集中力ってそんなに続かないけど、赤ちゃんはもっと続きません。(*^^*)
追視の練習方法。赤ちゃんの目線から30cmくらいのところで、おもちゃを左右に動かしたりする。
追視の練習方法ですが、赤ちゃんの目線の30cmくらい離したところで、おもちゃやメリー、絵本を左右に動かします。
物はなんでも良いんですけど、私は布絵本とか、手作りのペーパークラフトとか揺らしてました。
ぬいぐるみで追視練習したこともありましたね。
で、赤ちゃんが左右に揺れるぬいぐるみに合わせて、目線を左右に動かせればOK。そして、毎回できなくても、たまーに出来てたらOKです。
生後3ヶ月、生後4ヶ月の赤ちゃんが追視しない。追視よりも、おもちゃが持てるようになってる子もいるけど、相談するのもあり。
生後3ヶ月、生後4ヶ月の赤ちゃんが追視しない、ということを次は書いていこうと思います。
生後3ヶ月4ヶ月なんですが、メリーのおもちゃを飽きる時期でもあって
(メリーからジムに移行するかんじの時期です。)
おもちゃを目線で追うよりも、生後3ヶ月、生後4ヶ月のころは、おもちゃを手で触ろうとすることが出てきます。
オーボルは持ちやすいおもちゃの定番ですね。
で、おもちゃを触れるってことは、おもちゃが見れてる。おもちゃが追視できてるってことなので、おもちゃに触れたりしてたらそんなに問題ないんですが、
(生後4ヶ月でまだおもちゃに触れない子も普通にいます。寝返りの時期とかにも関係してて(仰向けでおもちゃって触りにくいですよね。)。寝返りの時期自体が個人差すごいので。)
生後3ヶ月になっても追視できない子は、行政やかかりつけ医に相談してみることがおすすめです。
大丈夫だとは思うんですけど(なんせそのケースもたいていが様子見のまま終了するので)、【できない子がいるよ。】って知っておいてもらうだけでも気持ちが楽になりますし、
行政が運営してる児童館のようなこどもが遊びに行ける施設には、定期的に助産師や保健師が来ていることもあるので、こういう相談がめちゃ気軽にできるし、
児童館には赤ちゃんのおもちゃも絵本も大量にあるので、赤ちゃんにとっても新鮮になったりします。
ということで、
生後3ヶ月の赤ちゃんが追視できないなー。
と悩んだ時は、行政の児童館やかかりつけ医で相談してみることがおすすめです。
その前も生後2ヶ月にも予防接種でかかりつけ医などに行く機会があったりするので、相談してみるのもありだと凄く思います。
生後2ヶ月だと、追視できなくても様子見って言われる可能性は高いですが、とりあえず相談してみるのはぜんぜんありです。(*^^*)
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