保育士のうたです。2歳2ヶ月になりたての息子が2歳児検診をうけたので、記録の意味もこめて結果を書いていきます。
ちょっと私が、かなりラッキーで興奮してるんですけど、
2歳児検診の当日に新版K式発達検査ができた!
というめちゃくちゃラッキーなことが起きました。
新版K式発達検査、普通は心理士さんと繋がってから数カ月待ちでやっと受けられる検査なんです。
1歳半検診にギリ引っかかっていたので、2歳児検診に行きました。
1歳半検診のときに言語が遅めでギリ引っかかってた我が家の子ども。
2歳2ヶ月のいまも、
高機能自閉症というか、グレー程度の特性があるなぁ。
とは思いつつ、2歳児健診に行ってきました。
2歳児検診を受けるための練習みたいなことは一切やってません。
息子のためにも、ありのままを見てもらうことが1番なので。
そして私自身が発達障害関係の仕事をしていることから、息子への先入観がある可能性があるので(この仕事してるからこそ、そういう視点でも見ちゃう)、普通に過ごしました。
2歳児検診の項目は1分以内にササッとクリア。ただ項目外の言語理解が遅い。
2歳児検診の項目は、1歳半検診をベースにしつつも、1歳半よりやや難しいかな。という内容。
だけど、息子はサクサクっと課題をこなし、2歳児検診の課題はサクッと合格しました。
なのですが、息子は言語理解が弱いのです。
保健師さんから、
うたさんは保育士ですけど、息子さんの発達はどのくらいだとおもいますか?
と聞かれて、
発語は25個あるので2歳でもまぁ良いかなって感じですけど、言語理解が弱くて1歳6ヶ月相応、プラレールのレールを組み立てたりすることと、模倣は得意なので、それ以外は月齢相応かなと。
と、普段から息子に感じていることを率直に伝えました。
発語は25個は少ないは少ないけど、2歳2ヶ月なら許容範囲。
キャッチボールができたり、手遊びの模倣も得意なので、それ以外も2歳レベル。
ただ、発語はあれど会話が成立しにくいというか、指示の通りやすさも指示は通るけどちょっと弱いところもあり、言語理解は1歳半相応と感じていました。
すると保健師さんから、
2歳児検診の項目はクリアしてるんですけど、言葉を理解しながらクリアしたというより、模倣でクリアしてるので、確かに言語理解がやや弱いですよね。
と言われ、保健師さんも、言語理解は1歳半相応かも。との見方でした。
保健師さんから、偶然に心理枠が空いてるのでと言われて、心理士さんの発達相談に進めることに。
で、そのあとすぐに、保健師さんから、
実は心理士の枠が今日の1枠だけキャンセルがでて空いていて、このあとに心理士相談はどうですか?と声をかけてもらえました。
ぶっちゃけ、2歳児検診と同時に心理士相談が出来るのはめちゃくちゃラッキーなのです。
普通は、息子のようなグレーの子は、心理士さんに繋がるまで数カ月。そのあと発達検査するには更に数カ月かかります。
今回の2歳児検診。受付時間が決まってたんですけど、直前に、私が銀行の窓口に行かなきゃいけないことを思い出し、銀行に寄ってから2歳児検診にいったので、2歳児検診の受付の順番は息子がラストでした。
で、そのラストの結果、心理士さんのキャンセル枠に入れてもらえるという。
棚からぼたもちとはこのことか。
めちゃくちゃラッキーなことが起きたんですね。
もちろん、心理士さんの相談が受けれることは、即答で保健師さんに
お願いします、ありがとうございます!(´▽`)
って伝えました。こんなラッキーはなかなか無い。
心理士さんの部屋に入るといきなり新版K式発達検査。2歳2ヶ月でできてラッキー。
心理士さんの部屋に入ってみると、机の上には【新版K式発達検査】の文字。
キャンセル空きがでてた心理士枠って、心理士発達相談を通り越して、発達検査枠だったのー?! 更にラッキーじゃん。
心理士さんには、私が障害児施設勤務ということを何となく知られたくないので(保健師さんとは面識あったけど、心理士さんとは無かった。)、顔には出さないように気をつけましたが、
普通はいきなり新版K式を受けられることなんて、ほんとにほんとに無いんですよー(*^^*)
というわけで息子は、めちゃくちゃラッキーなことに、2歳2ヶ月の2歳児検診と同じ日に心理士による発達相談と、新版K式発達検査が出来たのです。
かつ、3時間くらい保健所にいたから、息子はめちゃくちゃ頑張りました(*^^*)
新版K式の結果は、言語理解1歳半から1歳9ヶ月。ほかは2歳0ヶ月から2歳3ヶ月。
新版K式検査の内容は機密情報になるので言いませんが、新版K式発達検査の内容も息子はサクサクッとクリアしました。
ただ、心理士さんの声に対して反応するというより、心理士さんの雰囲気をみて息子は課題をクリアーしていきます。
このあたり、【年齢相応にできてるんだけど、実はよーく観察すると言語理解がやや遅い】っていう息子の状況がハッキリしています。
新版K式発達検査 2歳2ヶ月上旬時点の結果
- 言語理解 1歳6ヶ月から1歳9ヶ月相応
- 言葉(発語)2歳2ヶ月相応
- 社会性 2歳0ヶ月から2歳3ヶ月相応
- 運動などその他。2歳0ヶ月から2歳3ヶ月相応。
言語理解は遅れてるけど、模倣が息子はかなりできるので、言語理解の遅れがバレないほどに発達年齢はかなり良いことが分かりました。
発達障害ではないけど軽いグレーで、視覚優位対応に月1回の言葉教室に通うことになりました。
心理士さんから言われたことは、新版K式の簡易的な結果と、(詳しく言う地域と、簡易的に言う地域があり、後日詳しい結果が分かることもあります。今回はDQは聞いてません。)
薄いグレーゾーンです。これからも伸びる可能性が高いですが、言語理解が遅く、視覚優位の傾向が強いので、療育は必要ありませんが、視覚優位を活かす支援も必要です。
ということを教えてもらえました。
私自身、息子が1歳後半のころから、「この子は視覚優位だなぁ。」と感じていたので(ただし私はあくまで保育士)、心理士さんに言われて納得、確信できました。
言語理解が半年遅れとはいえ、月齢相応の生活はできてるので療育は必要無いそうですが、視覚優位への対応や言葉の対応に月に1回の言葉教室(市営・無料)に通うことになりました。
2歳児検診、一応は引っかかったって感じになりますが、いまの息子の状況を私も客観的にも理解することができて、本当に良かったです。
感覚過敏や多動はなく、視覚優位でカバーしてるけど言語が実は弱いので、言葉教室ははラッキー。
息子は感覚過敏や多動はなく、癇癪もなく、人にバイバイしたり、
散歩の犬を見て
ワンワン。
と言いながら、私のほうも見てくれます。三項関係もバッチリできてる。
なので、もしかしたらというか結構な確率で、他の地域では見過ごされやすい発達特性です。
模倣や視覚優位が月齢相応なので、行動は普通の2歳児なんですよね。
ただ、じっくり対応すると、言語理解の凹を模倣や視覚優位でカバーして生活していることはみえます。
今回、キャンセル空きに入れてもらって、息子の言語理解の遅れと、それをカバーする視覚優位特性の心理士さんからの見解が聞けたことはかなりラッキーでした。
とはいえ、2歳児検診や発達検査を受けたから、明日からの息子への行動に工夫をするわけではないのですが、(日常生活が1番大切な時期なのです。)
今回の経験は、ほんとうに良かったですし、毎月の言葉教室で私も勉強しようと思います。
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