不登校・進路、若者の問題を、子ども家庭庁の調査から考えよう。

保育の心理学
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今日も青年心理学をやっていきます。

今回のテーマは、これ。

子ども家庭庁が令和5年度に公表した、

我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査の結果です。

いままでは、内閣府や、総務省が調査していましたね。

20年前と比べると、こどもが学校に行く理由は友達を作ること。ではなくなった。

2003年のデータと今回、私は比べてみたんですが、2003年のときは、友情を育むことが61%でだんとつ1位だったんです。

これを踏まえて、令和5年の結果を見てみると、

上の表からは、まず、日本は、学校で職業技能を身につける、という意識は他国に比べると薄い。ということが分かります。

確かに、アメリカなどでは職業技能に直結した高等教育がありますが、日本はそれほど関係が深いところは多くありません。

が、しかしこれらは、2003年のときも、他国との差が開いたわけではなく、2003年のときも日本は低かったです。

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学校で友達や友情をつくる。という調査は20年前よりも、半減した調査結果となる。

この【友達との友情を育む】については、令和5年の調査結果は36%でしたが、20年前の2003年は61%で、日本の1位の項目でした。

これが、半分になったのは、どのような理由か、をここで私が考えるのは私の主観が入るので控えますが、大きな変化だと思います。

ということで、今回は、こどもにとっての学校に通う意義の意味をなす、子ども家庭庁の調査である、我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査を見ていきましたが、

やはり、まだまだ日本の子供たちは、心理学でも言われているように、

みんなが行くから行く。という思いで学校に通学している子が多いのかなと思います。

また、高校への進学についても、心理学では、

みんなが行くから行く。ということで、明確な目標を持っていない子が多いことが指摘されています

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心理学では、家族、友達、兄弟との会話から、学校や進学への意味づけが始まる。とされる。

心理学的には、現代の子は、みんな行くから学校に行く。進学する。という子が多い現状があることを踏まえた上で、

家族、友達、兄弟と、学校や進路などについて話すうちに、徐々に学校への意味づけがされる。というように言われています。

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