カリキュラムの種類と違いを説明します。【教科カリキュラム、経験カリキュラム、潜在的カリキュラム、広域カリキュラム、融合カリキュラム、コアカリキュラム】

教育原理
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今回はいろんなカリキュラムの説明と、それぞれのカリキュラムのちがいを説明していきます。

そもそものカリキュラム(教育課程)の意味は、学習の順序などをまとめたもの。

そもそものカリキュラムの意味ですが、

まず、カリキュラムと教育課程は同じ意味です。

ごまふ先生
ごまふ先生

カリキュラム=教育課程ごま。

で、それを踏まえた上で、

まず、この一コマ目をみてほしいんですが、 男の子が勉強してるとこに【一学期、二学期】とか書いてあります。

勉強をどのくらいの期間でどのくらい進めるか、どの程度の内容を扱うか、これがカリキュラム(教育課程)です。

日本ではカリキュラムの基本は文部科学省から提示されていて、それに基づいて各学校、教師はカリキュラムを構成していきます。

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カリキュラムはまず経験カリキュラム、教科カリキュラム、潜在的カリキュラムに分けられる。この説明と違い。

この2コマ目になりますが、

まず、カリキュラムは大きく3つにわかれます。

経験カリキュラム、潜在的カリキュラム、教科カリキュラムです。

〘教科カリキュラム〙

国語、算数、理解、音楽みたいに、学問や芸事の内容で科目を分けたものが教科カリキュラムです。

この弱点は科目ごとに独立しやすいこと。

《潜在的カリキュラム》

潜在的カリキュラムは、先生に敬語を使ったり、駅で切符を買ってみたり、こどもが知らず知らずのうちに日常で会得しているものです。

教科カリキュラムとかとは全く違うものだし、もちろん経験ありきなので個人差もあります。

《経験カリキュラム》

こどもの意欲関心にあわせて、こどもの活動を主軸にして学習するものです。

体験学習が主で、遠足にいったり、作物を育てたり、こどもの活動を主にするので、教科カリキュラムの弱点をカバーできますが、学習到達目標が得られにくいので、こればかりだと学力低下します。

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教科カリキュラムに似たカリキュラムたち。科目に関連性を持たせることで理解しやすくなる。

教科カリキュラムは、科目ごとに存在が独立しがちでしたが、そこを克服するのがこれらのカリキュラム。

・相関カリキュラム

・融合カリキュラム

・広領域カリキュラム

・中核(コア)カリキュラム

説明していくと、

《相関カリキュラム》

地理と歴史のように、似てる科目なので重複する部分もあるけど、つまりもう片方の科目の説明をしてるようなときもあるけど、科目名は分かれててそれぞれに教えるカリキュラム

《融合カリキュラム》

公民・歴史・地理をまとめて社会科とするように、似た内容が集まった科目を1つの科目として集めること。

《広域カリキュラム・広領域カリキュラム》

健康と生物をまとめて《生活》とするように、融合カリキュラムよりさらに広い範囲をまとめたもの。

《中核(コア)カリキュラム》

中核となる科目を決めて、それに応じて関連科目をいれていくこと。

社会科にまぜて、社会科の社会勉強のために買い物のための算数要素をいれたり、地域の農産物を学ぶ理科要素をいれたり、災害対応のための保健内容をいれたり。

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保育士試験ではカリキュラムの種類を覚えよう

さてこのブログは保育士試験の解説をしてるので、今回も保育士試験でのポイントをここからはまとめていきます。

保育士試験では、各カリキュラムの内容と各カリキュラムの名前を覚えてください。

保育士試験での出題科目は教育原理になります。(*^^*)


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