保育士のうたです。今回は保育士試験対策の教育原理の科目から、【世界各国の教育制度】を説明していきます。(*^^*)
日本の教育制度と、学校制度の単線型、複線型、分岐型を説明します。
保育士試験に出る学校制度の国は、日本、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスあたりを勉強しておくと心強いです。
なぜなら、学校制度は単線型、複線型、分岐型と3種類があって、
日本、アメリカ、フランス、韓国などの世界の多くの国は単線型。
ドイツが分岐型。イギリスが複線型だからです。
・・・・って文章で説明しても分かりにくいだけなので、今回も漫画調で説明していきますー。
まずは日本の学校制度から。
日本はですね、上のような学校制度になっております。
ちなみに、この真ん中の図は文部科学省のHPにあって、文部科学省のHPには各国の学校制度についての図解と解説があるんで、文部科学省のHPがほんまに凄いんです。
日本の学校制度は単線型にあたります。
単線型の特徴は、小学校や中学校が、各学校で教育内容に格差がない、卒業年度が同じなので、進学機会や就職機会が平等なこと。
日本では独自の教育スタイルをとってる学校もありますが、教育要領により基本的な教育内容は決まってますからね(*^^*)
日本の学校制度について動画で説明してます。
おつぎは分岐型のドイツの学校制度を説明します。
ドイツの学校制度を説明。まずは単線型と分岐型の違いを説明。
ドイツは分岐型の学校制度をとる国です。
というより、
単線型と分岐型の見分け方が難しい。
ということで、先に単線型と分岐型の学校制度の見分け方から説明します(*^^*)
上の画像をみてもらって、
図形として見た時に、
灰色の部分がフランスは下から上まで繋がってるけど、ドイツは下は一緒でも上で3つに分かれてます。
この意味なんですけど、
日本は中学校も小学校も教育内容に格差が無く、卒業年度も同じなので教育の機会均等があるのですが、
ドイツは基礎学校といわれる初等教育(日本にとっての小学校)はみんな一緒なんですけど、中等教育では進学組と就職組で進む中等教育学校が変わるので、最初は一緒だけど中等教育で分かれるので分岐型になっています。
文章での説明だと分かりにくい部分で、
動画のほうが詳しく説明しました。⬆ドイツの学校制度の動画です。
ドイツの学校制度を説明。ギムナジウムは進学する子、ハウプトシューレは就職する子。
ドイツの学校制度について詳しく見ていきます。
ギムナジウムっていう日本でいう中学校があるのはカッコイイですよね。ハウプトシューレも中等教育です。
左側の日本は、小学校と中学校での教育の機会均等があるので、小学校と中学校がまるで長方形のような形をしています。
右側のドイツは初等教育は一緒で、中等教育から分かれているので分岐型ですね。
画像が結構ぼやけてて見にくいので、青文字で書きました。
それぞれに解説を黒文字で書いたのがこちら。
ドイツの義務教育は9年間で(州によって10年)
初等教育は基礎学校で4年
中等教育から、
ハウプトシューレ 5年間の中等教育で、卒業後の職業訓練中も3年間の職業学校に通う義務がある
実科学校 6年制の中等教育で、卒業後は職業専門学校か中級職につく。
ギムナジウム 9年間の中等教育で、卒業後は進学する
この3つに分かれています。
就職組でも学校に通う義務があったり、卒業後の進路もいろいろあるので、ドイツは分岐型の学校制度かつフォーク型の学校制度とも言われています。
日本の教育制度と、こども若者白書の話。
上にあげた日本の学校制度の画像は文部科学省のHPのものですが、
内閣府のHPの日本の学校制度の図には、中等教育学校も含まれていたので(中等教育学校は中学校と高校が混ざったところ)
この画像も持ってきました。(*^^*)
中等教育学校があっても、教育内容が大きく違うことも無く、大学進学や就職の機会均等もあるので、日本が単線型なことは事実です。
なので、追加で日本の学校制度について説明することは無いんですが、
この、こども若者白書についてを保育士試験に出るので説明します。
こども若者白書ですが、毎年つくられています。
子ども・若者育成支援推進法に基づく年次報告書として、平成22(2010)年から作成され、毎年、国会に報告。内閣府が作成しています。
保育士試験にもでる結構大切なやつなんですが、こども家庭福祉が範囲になるので、詳しくは後日そっちで説明します(*^^*)
コメント