保育士のうたです。今回は、0歳や1歳の子がミニカーのタイヤを回すことが大好きな理由を書いていきます。
自閉症の子でタイヤを回すことが大好きな子もいますが、0歳1歳の子は、だいたいみんな、タイヤを回すのが大好きな時期がありますね🚕
0歳1歳のこどもが、車のタイヤが好きな理由。この時期、みんなミニカーのタイヤを回す
保育士のうたです。今回は、0歳1歳の子どもがタイヤを回すことが大好きな理由を書いていきます。
さっそくですが、我が家の1歳の息子も、タイヤを回すことは大好きです👌
アンパンマンの乗る車のタイヤ、回してますね🙌
タイヤを回す行為ですが、0歳の赤ちゃんや1歳のこどもは、だいたいタイヤを回すのは好きなんです。
タイヤをくるくる回すのは、ネジを回すように、感覚遊びをしている。
タイヤを回す理由は、物を回すという感覚遊びをしていることが理由です。
感覚遊びは乳幼児心理学用語ですが、0歳1歳にみられる、物を投げる・噛む・回す、といった、割と単純な遊びになります。
単純な遊び、とはいえ、感覚遊びは子どもの手足を発達させ、その楽しみを脳に伝える大切な発達の時期です。
我が家の子供も、0歳から1歳にかけてネジ回しの遊びをしていましたが、
タイヤも、確かに車のタイヤではあるんですけど、
これ、回すと楽しいー!
っていう、感覚遊びからきています。
実際に、こんなかんじで、
0歳1歳向けのネジ遊びのおもちゃは、日本でも海外でも人気ですよね
タイヤをくるくる回していても、いつか車を走らせる見たて遊びになること
タイヤをくるくる回す感覚遊びをしていても、いつか、ミニカーを走らせたり、ミニカーを走らせながら、子どもが喋ったりします。
これは、タイヤを回す感覚遊びから、車を走らせる見立て遊びになった。ということです。
車に乗ったり、車の動画を見たり、親がミニカーを走らせるのを見て、子どもは遊びのイメージを掴むことが出来ます。
音が鳴るパトカーなどのおもちゃも(これは800円でおすすめです👌)、見立て遊びのイメージをハッキリさせやすいのでおすすめです🙌
自閉症の子でもミニカーを走らせる子はいるけど、シナプスの刈込により回すことが大好きな子もいる。
0歳1歳の子は、そういうわけで、だいたいタイヤを回すのは好きです。
で、自閉症の子の一部も、タイヤをくるくると回すことが好きです。
というのも、自閉症も、基本的にはそこまで定型発達の子と変わりません。
なので、同じような行動をすることは普通にめちゃくちゃ沢山あるんです。
そして、自閉症の子は、シナプスの刈込の都合で多彩な感性を持っていることがあります。
そこから、タイヤを回すのが特別に大好きな子がいたりするので(回ってるの見ると、落ち着くんですよね✨)、自閉症の子の特性の1つとして挙げられることがあるんですね。
タイヤを回す行動は、好きなだけ遊ぶことがおすすめ。
タイヤを回す遊びですが、自閉症の子も定型の子も、その子の気分のままに遊ばせてあげることがおすすめです。
タイヤを回してることが楽しかったり、面白かったり、安心するのですから、好きなだけ遊ばせてあげたいですね💮💮
もちろん、友達から借りてたり、次に使いたい子がいるなら、譲り合いも大切ですが、誰かに迷惑をかけているわけでないなら、タイヤ回しは自由に遊びたい遊びです。
**知って欲しいこと**
実は、発達心理学においては、自閉症と定型の子の明確な区切りは無く、グラデーションのようになっていて、みんなそれなりに発達障害っぽさはあります。
誰も、完璧な脳なんて持っていなくて、完全人間なんていません。みんな、『それなり』だけど、その『それなり』が良いのです。
これは、発達障害の人が世界で当たり前のように発達障害の人にとっての人権を守りながら生きるために、みんなが知るべきことです。
ということで、今回はタイヤ回しの話を書きました🙌🙌
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