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ピアジェの発達段階を簡単に説明します。【感覚運動期と前操作期の違い編】

保育の心理学
この記事は約4分で読めます。

保育士のうたです。今回は、ピアジェの4つの発達段階のうちの、感覚運動期と前操作期を説明していきます。

0歳の赤ちゃんは、ボールを押したり、ボールを舐めてみたり、五感に働きかけるような遊びが好きで、これを【感覚遊び】って言います。

ピアジェの発達段階でも、0歳から2歳の時期が感覚運動期になっていますね。

それでは、感覚運動期と前操作期、勉強していきましょう(*^^*)

ピアジェの感覚運動期と前操作期を簡単説明。五感で外界を理解する0歳から2歳は感覚運動期。

ピアジェの感覚運動期は0歳から2歳で、そんな喋れる子もいなくて、こどもが歩けるようになるのも1歳なので、感覚運動期は結構赤ちゃんです👶

感覚運動期が0歳から2歳

前操作期が2歳から7歳ですね

まずはここ⬇に、各発達段階の大切なことをまとめました。

今回は上の2つ、感覚運動期と前操作期をみていきます。

具体的操作期とかも、次回にやっていきます。(*^^*)

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感覚運動期は赤ちゃんがボールを押したりして外界を理解します。

まずは感覚運動期を勉強しましょう

感覚運動期は0歳から2歳なのでほぼ赤ちゃん。

この時期の赤ちゃんは生まれたばかりなので、まだ外界(この世界)を理解していません。

なので、赤ちゃんはボールを押したりする行動で、外界を理解します。

これを保育士試験に出題されるような言葉で言うと「外界との相互作用で外界を理解する」っとなるんですけど、

簡単に説明すると、

赤ちゃんがボールを押す【押すという五感がはたらく】

ボールが動く【外界が変化する】

⇒赤ちゃんの押すと行動で外界が動く。

こういう相互作用によって、赤ちゃんは外界を理解していきます。

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感覚運動期の対象の永続性をかんたんに説明。ピアジェの物の永続性とも言う。

つぎに、感覚運動期の対象の永続性について説明します。

ごまふ先生
ごまふ先生

これは生後7ヶ月ごろから始まります。

ピアジェの対象の永続性は、対象の永続性とも、物の永続性とも言われてるんですけど、

その意味は、見えない場所に言っても、その物が存在してることを理解できる。です。

この時期より前の赤ちゃんは、自分の目に見えるものが全てで、目に見えない範囲になってしまったものは、存在してるかどうかがまだ分かってません。

けど、この対象の永続性が生後7ヶ月ごろから進むと。、

例えば、赤ちゃんが大好きな積み木やボールをタオルとかで隠すと、

タオルをどかして、ボールを見つける事ができます。

見えない場所にいっても、どこかにあるって分かるんですね。

ピアジェの前操作期を説明。2歳から7歳児は話せるようになるけど自己中心性がある。

つぎに、2歳から7歳の前操作期をみていきましょう。

この時期は、こどもが話せるようになる子が多いです。

なので、こども同士や、子供と大人とのコミュニケーションが言葉の手段もでてきて良くなる特徴があるのですが、、、

特に2歳から4歳を主として、自己中心性が見られます。

話す言葉がですね、自分目線で自己中心的なんです。あんまり他の人の気持ちをまだ考えることができません。

うた
うた

保育士として働いてても、給食にバナナでてきたときに、こどもそれぞれの剥き方のこだわりがあって、剥き方が変だと食べてくれなかったりしますー。

バナナはバナナなのに、、笑

「私はこうなの!」っていうような、自分の意志をしーっかり通したいのが、自己中心性のこの時期の特徴です。イヤイヤ期とかもありますねー。

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4歳前後のアミニズム的思考では、花やぬいぐるみに感情輸入する。

4歳前後のアミニズム的思考ではお花に、

お花さんが楽しそうにゆれてるよー。

と言ったり、いろんなものに感情をいれるようになります。

なので、ごっこ遊びとかもどんどんやっていく時期ですね。

ピアジェの前操作期には、象徴的思考と直感的思考があるんで、次回説明します。保育士試験では保育の心理学で出題。

今回のピアジェの前操作期ですが、前操作期にはさらに象徴的思考と直感的思考があります。なので、これは次回にやります。

ピアジェの発達段階は保育士試験の保育の心理学ででるのですが、ピアジェは保育士試験でほぼ毎年出題される人物なので要チェックです。

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